do for#2

イヴニング・スキャンダル

イヴニング・スキャンダル

■What You Won't Do For Love / Bobby Caldwell
てっきり日本だけのヒットかと思ったら、78年に#9まで上がっていたボビー・コールドウェルの"風のシルエット"は、事の他日本のAORファンに愛されたものです。78年という年は本格的なAORのブレイクにはまだ早いため、リアルタイムでは白人なのにブラック・コンテンポラリー(そんな言葉もまだない)そのものの音だなあ(要するにボズ・スキャッグス的というわけ)、と感じました。ハート型の変形ピクチャーディスクが売られていた記憶もあります。これがAORファンの、というか音楽をBGM的に消費する恋人たちにもてはやされたのは、やはり80'sに入ってからでしょう。Columbiaからのリリースというのも大きかった(最近ではビクターから出ているらしい。この会社はワンショット契約多いなあ)
ちなみにジョニー・ウィンター・アンドからキャプテン・ビヨンドに参加したハードロック・ドラマーにもボビー・コールドウェルという人がいますが、冷静に考えれば別人という事がわかりますね。