イーグルスとハロルド・メルヴィン



今まで気が付きませんでした。ジム・エド・ノーマンのストリングスはフィリー・ソウルへのオマージュだったわけですね。"Take It To The Limit"そのものは、イーグルス以外のヴァージョン〜とりわけ繰り返されるランディー・マイズナーの再演ヴァージョン〜では、カントリーっぽいメロディーが強調されますが(フランク・ウェッバーの16ビートにarrされたものは別)、それはこのストリングスがないからでしょう。実際のステージでは、このストリングスがないのでどうピンボケで、その事をメンバーも分かっているのか、「Live」では、あえてストリングスをスタジオでオーヴァー・ダビングしています。
ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツはフィリー・ソウルの代表グループで、テディ・ペンダグラスはここの出身。72年の大ヒットですが、80'sに入ってシンプリー・レッドがカヴァーしたこともあって、ラジオでよくかかっていました。
こういうソウル系のアーティストのヴィジュアルは、僕はどうもダメで、音は好きなんですけどね。ファッションのセンスとか、色使いとか…(スマン)