dark#2

Eddie & The Cruisers - Soundtrack

２８３■On The Dark Side / John Cafferty & The Beaver Brown Band
ジョン・キャファティー率いるビーヴァー・ブラウン・バンドは、ロード・アイランド出身の5人組です。80's初めに大きくブレイクする、ティーン版スプリングスティーンで、この"On The Dark Side"は#7まで上がる初ヒットとなりました。元々CATVでOAされた「エディー＆ザ・クルーザーズ」という架空のバンドを主役にした映画にエディーを演じていたのがマイケル・パレ、歌っていたのがキャファティー、演奏がBBバンドという構造になっています。

当時Scotti Brosは日本と契約がなく、83年のこのLP(同名映画のサントラ)はリアル・タイムではリリースされませんでした。85年に実質上のデビュー作「Tough All Over」はリリースされ、打ち込みの音ながら、今でも十分楽しめるロックンロールが並んでいます(prodがあのケニー・ヴァンスという事もあるのでしょう）。そこからは、名曲"Small Town Girl"を始め、"Tough All Over"、"C-I-T-Y"、"Voice Of America's Sons"（これはスタローン主演の映画「コブラ」の主題歌でした）がヒットしました。