風来坊さんのひよこ隊長セレクト

Single Collection Hotchpotch (ハチポチ)

Single Collection Hotchpotch (ハチポチ)

 1) 菅野よう子 / Power of the Light
 2) 坂本真綾 / プラチナ
 3) James Wendt / Scooters
 4) 菅野よう子 / ハイヒールラナウェイ
 5) Joyce / CORACAO SELVAGEM
 6) Scott Matthew / Be Human
 7) シートベルツ / Time to know〜Be waltz
 8) jillmax / Get 9
 9) May'n & 中島愛 / ライオン
 10) Steve Conte / Nowhere and Everywhere
 11) AKINO with bless4 / Genesis of Aquarion
 12) THE WARSAW PHILHARMONIC ORCHESTRA / THE STORY OF ESCAFLOWNE〜   END TITLE

すでに菅野よう子という人の名前は何年か前のショックさんのセレクトの解説やらで知っていたのですが、聞くのはもちろん初めてです。「ミュージック・マガジン」の特集にもありましたがまとめると、
菅野よう子は、80's後半に、てつ100%(遠い昔ライヴを見た事があったような…)というバンド出身で、90'sに入ってアニメ音楽、ゲーム音楽のジャンルで注目されていったということです。
風来坊さんのこのセレクトは、作曲家=菅野の驚くほどの引き出しの多さを感じさせるヴァラエティーの豊かさが魅力です。なんといってもアニメ、ゲーム関係には全くの門外漢ですし、今後とも積極的にかかわってゆく可能性は多くはなさそうですので、このセレクトは大変ありがたい。
まず2、坂本真綾もショックさんのセレクトで聞いたことあります。16歳で声優に起用されたというだけで、色眼鏡で見てしまうヨゴレタ大人の僕がいますが、そんな先入観をいとも簡単に打ち破る軽やかな歌声が印象的です。とりわけ、♪思いがすべてを変えてゆくよ〜、きっときっと驚くくらい の部分の高揚感はすごい。僕が十代だったらのめりこんでいたでしょう。シンフォニックな1からの流れもスムーズです。3はELOの"Mr.Blue Sky"風イントロで、スウェーデンのステレオというバンドのジェームズ・ウェントのvo。映画「ハチクロ」のサントラから。これまた軽快なインストの4をはさんで、ジョイスとのコラボになる5もいいです。kobbanovaさんが入れてた曲をきっかけにジョイスのCDを買った事が今年の僕の冒険の一つでした。6にはブライアン・ウィルソンの影も。7もインストかとおもいきや後半日本語のラップが出てきますがスムーズ。ブラジルっぽい心地よさもいいですね。有名な「カウボーイ・ビバップ」シリーズのサントラから。9のような曲はやっぱりアニメ的だなあと感じてしまいます。10は"I Am The Warlus"風のイントロで始まるビートルズのオマージュ風。でも僕には、パイロット的に聞こえる中盤が印象的です。
とまあ勝手な事を書いてきましたが、結構気に入ってます。ありがとうございました。やはり2,3,4,5,6,7ですね。


風来坊さんの解説はここ