down#2

10016■When You're Down / Mojo Men

There Goes My Mind

There Goes My Mind

モジョ・メンといえば、バーバンク・サウンド的な"Sit Down I Think I Love You"(バッファロー・スプリングフィールドのカヴァー)が有名なシスコの4人組です。元々はボー・ブラメルズも在籍したAutumnと言うレーベルでガレージ的な音をやってました。この頃の代表曲が"Dance With Me"(リアルタイムではアルバムを出せなかったバンドですが、CDの時代になっていろいろ発掘されています)。65年ごろの話。
Why's Ain't Supposed

Why's Ain't Supposed

Autumnが閉鎖されると音の方も徐々に変わっていったようで、メンバーにヴェジタブルズから女性のジャン・エリコ(ds,vo)が加わっています。
Not Too Old To Start Cryin' : The Lost 1966 Masters

Not Too Old To Start Cryin' : The Lost 1966 Masters

これは未聴です。
66年にはRepriseと契約してレニー・ワーロンカーのprodで何枚かシングルを出します。先のスティルス作のもの、マジシャンズのボナー&ゴードンの"Me About You"、"Whatever Happened To Happy"など。結局RepriseからもLPは出ず、オクラになった音源を収めたのがこれです。
Sit Down...It's the Mojo

Sit Down...It's the Mojo

68年には、更に1枚レコーディングされましたが、これまたオクラになりました。03年にSundazedから出た「There Goes My Mind」です。Reprise時代はフォークロック的な味わいもありましたが、この頃になるとシスコ・ロック的な音づくりになっていて、偽ジェファーソン的なムードもあります。豊潤なorganが曲の表情を引き締めています。"Whern You're Down"は、そのオープニングを飾るナンバーです。