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- アーティスト: ニコレット・ラーソン
- 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
- 発売日: 2008/05/28
- メディア: CD
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AORに侵される前の最後の正統的なカリフォルニア・サウンドがニコレット・ラーソンのこのセカンド「Nick Of Time」('79)でした。ポール・バレール(g/リトル・フィート)、リック・シュローサー(ds〜元アンディ・プラット)、ボブ・グロウブ(b)、ビル・ペイン(kb/フィート)、ジム・ホーン(sax)、ボビー・ラカンド(perc/ドゥービー)というのが基本線。オリジナル志向でなく、埋もれた佳曲をカヴァーするというリンダ・ロンシュタット方式で、ピーター・アッシャー役にバーバンクの重鎮、テッド・テンプルマン。歌のうまさ、表現力はセッションシンガーとして現場で鍛えられた事もあって折り紙つきです。ローレン・ウッドの曲を好んで取り上げていますが、タイトル曲の"Just In The Nick Of Time"は、ウッド、テンプルマン、ニコレットの共作になるものです。途中の派手なgソロはロニー・モントローズで、これはテンプルマン人脈で面白い。とにかく力強いロックンロール。
"Lotta Love"と"I Only Wanna Be With You"