丸の内とか東西とかそんな感じ

Bakerloo

Bakerloo

■Bakerloo
69年にHarvestに1枚LPを残したジャズ〜ブルーズ・ロック・トリオがベイカールーです。後にコロシアム〜ハンブル・パイに加わるデイヴ・クレムソン(g)、後にグラハム・ボンド他のテリー・プール(b,vo)、後にユーライア・ヒープのキース・ベイカー(ds)によるシンプルな演奏です。当初はベイカールー・ブルーズ・ラインと呼ばれてたらしいですが、1曲目の"Big Bear Ffolly"はテンポの効いたジャジーなインストで、ジャズとブルーズが実はかなり近い位置にあった事を改めて認識します。バッハの曲をarrした"Drivin' Backwards"でもリズム隊の動きはまるでジャズです。こうしたテンポの速い曲ではなかなか冴えるのですが、スロー系のブルーズではやはり今聞くと古臭いブリティッシュ・ブルーズ・ロックなのです。
ちなみにベーカールー・ラインは、エレファント&キャッスルとハーロー&ウィールドストーンを結ぶロンドンの地下鉄の線の事です。手持ちのCDは独Repertoireからのもの。REP-4358=WP-D