浪漫というのはいい邦題

Rickie Lee Jones

Rickie Lee Jones

Rickie Lee Jones
忘れもしないリッキー・リーのデビュー作。当時も今も最初に惹かれるのは女性シンガー(ソングライター)だったので、ラジオでかかってた"Chuck E's In Love"(友人のミュージシャン、チャック・E・ワイスの事を歌った)を気に入って、納屋橋にあった栄電社のレコードショップ,Esmiにてスーパートランプの「Breakfast In America」と共に購入。当時高校2年でしたが、一聴して大人のムードを持った女性sswと認識。それでも割と聞けたのは適度にポップな感じがあったからです。すでにローウェル・ジョージのソロで取り上げられていた"Easy Money"を始め子猫のように囁く歌い方を聞いて、矢野顕子を思い出したり、とてもジャジーなB面の感じを必死にわかろうとしていたあの頃が懐かしい。ジャケット裏にはレニー・ワーロンカーとラス・タイトルマンというWarner Brosを代表するprod'erと幼馴染だった旨の写真とコメントがありますが、あれはジョークでずーーっと信じてました。スティーヴ・ガッド、アンディ・ニューマーク、ジェフ・ポーカロ(ds)、ウィリー・ウィークス、レッド・カレンダー(b)、バジー・フェイトン、フレッド・タケット(g)、ニール・ラーセン、ドクター・ジョン、ラルフ・グリーソン(kb)、トム・スコット、チャック・フィンドレー、アーニー・ワッツ(horn)らが参加していますが、無名の新人のファーストのレコーディングにこれだけのメンツが参加したというのも当時としては異例の事です。