やっとオリジナルアイテムが初CD化された

Redwing

■Red Wing：Grinder Switch
グラインダー・スウィッチは南部出身のサザン・ロック・バンドでオリジナル・アイテムのCD化が遅れてるバンドの一つです。ドルー・ロンバー(g,vo)、ラリー・ハワード(g,vo)、ジョー・ダン・ペティー(b,vo)、リック・バーネット(ds)の4人組としてスタートし、74年にCapricornから「Honest To Goodness」でデビュー。3枚のLPをCapricornに残しています。77年の3枚目「Pullin' Together」からスティーヴン・ミラー(kb)が参加し5人組となって、同年Atcoに移籍、リリースされたのがこの「Red Wing」です。いわゆるサザンロックのスタイルですが、77年という時代がらずいぶんキャッチーになっています。乱れぬトゥイン・リードのスタイルやら、流れるようなスライドのソロなど、ある種様式美ですねえ。とりわけ"That Special Woman"でのルーズなうねりを持ったスライドが曲の中にカチッと収まってる姿に感激します。