喫茶ロックふたたび1
- アーティスト: オムニバス,日暮し,日野原幼紀,ルウ,ミルキー・ウェイ,ラストショウ,トメ・北川,菅原進,MAO,0座標,ビリー・バンバン
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2001/11/21
- メディア: CD
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「喫茶ロック」コンピの日コロ篇。聞いたことあったのはラスト・ショウと吉川忠英、そしてブレッド&バターだけでした。そのブレバの"魔術"は傑作「バーベキュー」('74)から。なんとなくRCを思い出してしまう曲です。"サンセット・メモリー"の杉村尚美をフィーチャーした(当時は榊原)日暮しは叙情的なムードの男女デュオです。チープなsynのイントロの"別れの詩"、"シンシル島"どちらも佳作。GS末期のホワイト・キックスのメンバーだったTAN TANこと森野多恵子の"私をつかまえて"は、ブラスのarrが斬新なモータウン調。比呂公一は日暮しや葡萄畑をprodした人との事ですが、sswとして72年に出した「果樹園」からのタイトル曲はアコギとflが心地いい曲。いしだあゆみがとりあげた"つむじ風の朝"は、日野原幼紀の「螺旋時間」('72)から。内省的なフォークロックでwoodwindの調べも悪くないです。林哲司がprodしたルウの"君は雨の中"はメロウな都会的なナンバーで「ルウ」('76)から。"僕を呼んでくれ"のMAOがエルトン・ジョンの日本語カヴァーで「One For Elton John」('71)を出していたとはびっくり。"イエス・イッツ・ミー"は日本でヒットしたエルトン曲。ビリー・バンバンの"雨のテーマ"はブレッドを思わせるソフロの名曲。