■The Eyes Of An Only Child:Tom Jans
昔から日本では評価が高かったトム・ヤンスのセカンド・ソロ。元々ミミ・ファーリナとのコンビを組んでやってた人ですが、75年のこのCBS盤の人気の高さは、ローウェル・ジョージが共同prodとしてクレジットされている事、ジェシ・デイヴィス、デイヴィッド・リンドレー、ジェリー・マギー(g)、マイク・アトレー(org)、ジェフ・ポーカロジム・ケルトナー(ds)、チャック・レイニー、コリン・キャメロン(b)、ヴァレリー・カーター(vo)といった裏方陣の豪華さに裏付けされてる気もします。確かに演奏面ではなかなか素晴らしいのですが、ハッとさせるのがファンキーなgの共演(デイヴィスとリンドレー)の"Where Dis All My Good Friends Go"だったり、ヴァレリーの歌が素晴らしい"Gotta Move"だったりして、肝心のヤンスの歌やメロディがあまり引っかかってこないのが残念です。
手持ちはプラケースの日本盤CDですが、↑の紙ジャケの方がジャケット鮮明です。左側の子供がよく見えません。