night#2

Where the Action Is: Los Angeles Nuggets 1965-1968

Where the Action Is: Los Angeles Nuggets 1965-1968

■November Night / Peter Fonda
俳優のピーター・フォンダが67年に、友人で南アフリカ出身のtp奏者ヒュー・マセケラ(バーズの"So You Want To Be A Rock & Roll Star"のtpもそう)、prod'erのスチュワート・レヴィンと設立したChisaなるインディー・レーベルからリリースされたシングル。作者はグラム・パーソンズでなんとも不思議なムードのナンバー。グラムは、インターナショナル・サブマリン・バンド時代からフォンダと交流があり、フォンダが主演のロジャー・コーマン監督作品、映画「白昼の幻想」にもISBはカメオで出演しています。
この曲が入ったライノの「Where The Action Is」はLA産のナゲッツ音源で4枚組ボックス。この4枚目は「New Directions」というサブタイトルで、後の大物の若かりし作品が集めてあります。ジャッキー・デシャノンがバーズのバックで歌う"Splendor In The Grass"、スリー・ドッグ・ナイト以前のダニー・ハットンのヒット"Roses And Rainbows"('65)、奇妙なバグパイプで始まるパリス・シスターズの名曲のカヴァー、"I Love How You Love Me"(忘れたいのに)は、ニノ&エイプリルの珍曲ですし、NGDBのサイケな"I'll Search The Sky"、ヴァン・ダイク・パークスの"Come To The Sunshine"(ハーパース・ビザールで知られる)、俳優レックス・ハリソンのインドな"Life Is A Dream"とデル・シャノンの"I Think I Love You"(こちらはエレキsitarだ)など珍曲多しです。