ピーター・イエーツ(1923-2010)

英映画監督のピーター・イエーツ(Peter Yates)、ロンドンで9日死去、81歳。

1929年英オルダーショット生まれ。ロンドンの王立演劇アカデミーを卒業。俳優をへて、63年「太陽と遊ぼう」で監督デビュー。
67年英国の列車強盗事件から着想を得た映画「大列車強盗団」、68年スティーブ・マックィーン主演の米映画「ブリット」ほか、72年「マーフィの戦い」、81年「目撃者」、83年「ドレッサー」などを監督。ハリウッド黄金期を支えた。
80年「ヤング・ゼネレーション」、84年「ドレッサー」でアカデミー監督賞にノミネートされた。

最近なんか訃報が続きますが「ブリット」で知られるイエーツ監督が亡くなったそうです。男性らしいアクションが定評あったという印象ですけど、「走れ!走れ!救急車」('76未見)、「ドレッサー」('83未見)、「銀河伝説クレール」('83)とかイメージ違いの物も多く、思い込みというのは面白いなあとも思います。個人的にはノレなかったけどドートマンダー・シリーズの「ホットロック」('72)や最後になって名乗りあうダスティン・ホフマンミア・ファローの「ジョンとメリー」('69)が印象的でした。あと、ジャクリーン・セットの肢体に目が奪われっぱなしだった「ザ・ディープ」('77)ね。ご冥福をお祈りします。