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Elton John (Hybr) (Ms)

■Border Song / Elton John
70年にリリースされたエルトン・ジョンの2枚目「Elton John」(DJM)は、初期の代表作である名曲"Your Song"が入ってるため初期の名盤とされる事が多いですが、黒っぽいジャケットのイメージ通り暗い内省的な1枚です。かの"Your Song"だけが突出しているのです。そこの入った"Border Song"は"人生の壁"という邦題で知られたものです。僕が初めて聞いたのは、75年に出たライヴ盤「Here And There」で友人のK島君に借りたのですが、その頃はこれがゴスペルっぽいメロディーとは気づくわけもなく、それでもなんとなく厳かな気分になった事覚えています。
このライヴ盤は、ロンドンとニュー・ヨークのライヴを片面ずつ収めたものですが、現在はボーナス・トラックを入れた2CDになっています。

Here & There

ロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホール篇では、弾き語りの"Skyline Pigeon"で始まり、続く"The Border Song"ではディー・マレイ(b)とナイジェル・オルソン(ds)が加わります。