myself#2

チューダー・ロッジ

チューダー・ロッジ

■Help Me Find Myself / Tudor Lodge
かつてスパイロジャイラ、メロウ・キャンドルと共に英フォーク(ロック)・ファンの間で3美神ともてはやされていたのがチューダー・ロッジです。変形6面ジャケが有名なファーストはVertigoから71年にリリースされ、CDの時代になって割と早い時期に復刻されたのはやはり需要があったからなんでしょう。リンドン・グリーン(vo,g)、ジョン・スタナード(vo,g)に紅一点のアン・スチュワート(vo,g,p,fl)が加わったトリオで、トラッド派とは全く別のカジュアルなカレッジ・フォーク的なサウンドです。それでも管弦楽器奏者をフィーチャーしたものではクラシカルなムードですが、アメリカナイズされたカレッジ・フォークっぽいものが好み。スチュワートがNYから渡英してきたという背景が他の美神に比べて洗練度違います。
この"Help Me Find Myself"は軽やかなハーモニーが魅力のベストトラックです。

これは最近の姿、なんとリンディスファーンのカヴァー。