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Fiends & Angels

Fiends & Angels

■It Takes A Lot To Laugh、It Takaes Train To Cry / Martha Velez
マーサ・ヴェレズは、プエルト・リコ系の女性シンガーで、60'sにはガスライト・シンガーズというフォーク・グループで歌ってたらしいです。その名前が知られるようになったのは69年のデビュー作「Fiends And Angels」(間違えられるけど「Friends」ではない)です。マイク・ヴァーノンのprodで彼のBlue Horizonからのリリースからわかるようにホワイト・ブルーズ・ロックな1枚です。その名前を知ったのはエリック・クラプトン(g)参加のレア・アイテムとしてですが、08年に何とWounded BirdからCD化されています。クラプトン、ジャック・ブルース(b)、クリスティン・パーフェクト(p)、ミッチ・ミッチェル(ds)、スタン・ウェブ(g)、キーフ・ハートレー(ds)、ポール・コソフ(g)、ブライアン・オーガー(org)、ゲイリー・セイン(b)、ジョニー・アーモンド(sax)、ディヴ・ビドウェル(ds〜サヴォイ・ブラウン)、ジム・キャパルディ(ds)らすごいメンツが参加したオールスター・ジャムです。音の方はオーソドックスなブルーズで、ヴェレズのvoははっきり言ってバックに負けてる感じですが、ディラン作の"It Takes A Lot To Laugh,It Takes A Train To Cry"をブルージーに料理しています。この曲は様々なカヴァーがあります。

アル・クーパーが歌う「Super Session」より
他にも、ジェリー・ガルシア、クリーン・リヴィング、デイヴィッド・ブロンバーグらが取り上げています。