games#2

Peter Gabriel 3: Melt

■Games Without Frontiers / Peter Gabriel
ピーター・ゲイブリエルはかつてジェネシスのvoだったひとですが、プログレ畑にとどまらない感覚があった事が成功の理由でしょうね。デビューから4枚はどれも「Peter Gabriel」というタイトルで、アイアン・クローなセカンドもいいですが、この溶けるサードもジャケットは素晴らしい。もちろんヒプノシスです。

Peter Gabriel 2: Scratch

さてケイト・ブッシュによるコーラスのイントロからして引き込まれるこの"Games Without Frontiers"ですが、リズムに対して意識的であったことが他のプログレ出身のアーティストと違うところでしょうか。エスニックな味付けは82年の次作に持ち越されますが、後に主催するWOMADフェスティヴァルなどワールド・ミュージックへの関心も話題となりました。が熱心にジェネシスおよびソロを追っていたわけではない僕は、ますます疎遠になりましたが。