マッギネス・フリント

マンフレッド・マンのトム・マッギネス(b)とブルーズブレイカーズのヒューイ・フリント(ds)が、ベニー・ギャラガー(g,mand,vo)、グラハム・ライル(g,mand,vo)、デニス・クールソン(g,vo)と結成したのがマッギネス・フリントです。バンド名と裏腹に中心となっていたのはギャラガー&ライルの二人です。数ある英国のザ・バンドの中でも本家に通じるものが一番多いのが特色です。
1・McGuinness Flint('71)

Mcguinness Flint

Mcguinness Flint

ジョン・コッシュによる有名なジャケットが素晴らしいファースト。代表曲"When I'm Dead And Gone"(邦題は”死”)をフィーチャー。リリースはCapitolから。

2・Happy Birthday Ruthie Baby('71)
初めて買ったMFのLPという事でとても愛着のある1枚。メアリー・ホプキンが好んでG&Lの作品を取り上げていた関係で、その作者ヴァージョンを収録。ニッキー・ホプキンスがサポート。


この後G&Lがロニー・レインのスリム・チャンスに参加の為脱退、バンドはディキシー・ディーン(g,vo)を加え再スタートを切ります。
3・Lo And Behold('72)
Lo And Behold

Lo And Behold

正式に言うと、ディーン、クールソン、フリント、マッギネスという表記。ディランの知られざる曲をカヴァーした企画ものなれど、当時公式に出ていなかった「The Basement Tapes」の曲を多く含んだ事から話題となりました。レーベルはDJM。
4・Rainbow('73)
Bronzeに移っての第4作は、ルー・ストーンブリッジ(kb,vo〜元ナショナル・ヘッド・バンド)、ジム・エヴァンス(g,vo)を加えてのもの
5・Ce'st La Vie('74)