Vinegar Joe

Vinegar Joe

Vinegar Joe

■Venegar Joe
72年にリリースされたヴィネガー・ジョーの1枚目。僕は下北の本多劇場にあったWindで結構高かった米盤LPを買ったのが最初。VJはダダのエルキー・ブルックス(vo)とピート・ゲイジ(g)がアラン・ボウン・セットにいたロバート・パーマー(vo)、ジョディ・グラインドのティム・ヒンクレー(kb)、ホール・ワールドのロブ・テイト(ds)、マンフレッド・マン・チャプター3のスティーヴ・ヨーク(b)と結成した米南部志向の6人組。72年当時UKスワンプなんて言葉はなかったけど、ブルーズ・ロックやハード・ロックでは収まりきらないエネルギーがあった。この6人が正規メンバーだが、ゲストとしてデイヴ・トンプソン(kb,sax)、デイヴ・ブルック(sax,fl)、コンラッド・イサドア、キーフ・ハートレー(ds)、ガスパー・ロウウォル(perc)、ロジャー・ボール、マルコム・ダンカン、マイク・ローゼン(horns)が参加。エルクとパーマーがvoを分け合う"Rusty Red Armour"から、渋いブルーズの"Ride Me Easy Rider"、ハートレーのソロでも取り上げられる(そっちではジェス・ローデンがvo)"Circles"までA面は一気に聞かせます。昔はあまり感じなかったけど"Legs"や"See The World"ではそこはかとないファンク臭を嗅ぎとれます。

これ初めて見た。残念ながら口パク? kbはヒンクレーではない(dsはジョン・ウッズか)。