チャージ！

■Charge!：Paladin（Esoteric Recordings：ECLEC2006-UK)

CHARGE

1)Give Me Your Hand　2)Well Me Might　3)Get One Together　
4)Any Way　5)Good Lord　6)Moonbeams　
7)Watching The World Pass By 8)Give My Love To You　
9)Sweet Sweet Music　10)Any Way(alt)　11)Well Me Might(alt)　
12)Fill Up Your Heart　13)Bad Times

パラディンは、テリー・リードのバンド(絶対にゼッペリンのvo候補だったという話が語られる)にいたキース・ウェブ(ds)とピート・ソリー(kb,vn)、後に渡米してプレイヤーに加わるピーター・ベケット(b,vo)、後にマッギネス・フリントのルー・ストーンブリッジ(vo,kb)、デレク・フォーリー(g,vo)の5人組。71年にBronzeからデビューしたなんでもありの音で、このセカンドは72年リリース。ロジャー・ディーンのイラストのジャケのせいでプログレと言われることもあるけど、melotronの入った(4)は確かにそんな感じ。しかしスライドの入ったサザンロック的なブギーの(2)、サンタナっぽいorgとpercの絡みがかっこいい(3)、大陸的な広がりを見せる(5)、歌い上げるメロディーがポップな(6)など一筋縄ではいかない。prodはsswのフィラモア・リンカーンでApple Studioでの録音(エンジニアはジェフ・エメリック)。
(8)以下がボーナスで、(8)はシングル(4)のB面。(9)は73年のシングルA面（B面は(3))。この時点でフォーリー、ストーンブリッジがやめジョー・ジャマー(g)が参加。