SHINODAさんのビール
SHINODAさんのビール・セレクトは和物をライヴ音源でつないだもの。なんとなく大晦日に浅草でやる内田裕也主宰のニュー・イアー・ロック・フェス的なラインナップです。
- アーティスト: 泉谷しげる
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2011/08/17
- メディア: CD
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1.暑中見舞い 吉田拓郎/ONE LAST NIGHT IN つま恋
2.春一番 (スタジオ・ライヴ・ヴァージョン)/ウルフルズ/バンザイ: 10th Anniversary Edition
3.マリリンモンロー・ ノーリターン〜終末のタンゴ/野坂昭如/〈大歌謡祭〉話の特集100号記念
4.ガソリン・アレイ/浅川マキ/LIVE (1971)
5.本牧綺談/萩原健一&柳ジョージ&レイニーウッド/熱狂雷舞
6.ロックンロール・ウィドウ/山口百恵/-伝説から神話へ- 日本武道館さよならコンサート・ライブ
7.イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト/キングトーンズ/インディペンデンス・デー
8.ユーヴ・リアリー・ガッタ・ホールド・オン・ミー/キャロル/燃えつきる~ラスト・ライヴ
9.ザ・ウェイト/ザ・ゴールデン・カップス/ザ・ゴールデン・カップス・リサイタル
10.ディキシー・チキン/久保田麻琴と夕焼け楽団/ライヴ・サンセット64’40”
11.国旗はためく下に/泉谷しげる/ライブ!!泉谷−王様たちの夜−
1はリトル・フィートの"Dixie Chicken"、2はニール・ヤングの"Cowgirl In The Sand"を思わせるarrでニヤリ。1は85年のつま恋でのライヴ。2はオリジナル・ラヴの木原龍太郎のgソロあり。野坂昭如の存在って今の若い人には絶対伝わりにくいなあ。聞いてると気恥ずかしくなる日本語のカヴァーってありますが、浅川マキのロッド・スチュワートのカヴァーの4はその最たるもの。弾きまくるgと裏腹に中途半端な手拍子といい、僕にはあかんかったです。5は徳間のバーボンというレーベルで一緒にやっていたショーケンと柳ジョージの共演。"I Shot The Sherif"を思わせます。6は宇崎竜童作の有名曲。7は確かにクール・ファイブっぽく聞こえます。8はミラクルズのカヴァーですが、キャロルだったとはね。それより驚いたのがザ・バンドのカヴァーの9がカップスだったこと。それらに比べると失礼ながら夕焼け楽団の10は、カヴァーのレベルがずいぶん上です。演奏スタイル以上にスピリットもカヴァーというか。11はイントロが"君が代"で始まる異色作。この頃ってバックはどんな人たちなんでしょうか。意外とディランっぽい感じ。organもいい。12をとことんと読ませるセンス。