12079■■青春の蹉跌('74日本)
- 作者: 石川達三
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/05/27
- メディア: 文庫
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出演:萩原健一、桃井かおり、壇ふみ、森本レオ
神代辰巳監督が初めて*1撮った一般映画。石川達三の同名作品の映画化で、当時人気絶頂(「傷だらけの天使」と同じ年)のショーケンが主演。音楽はPYGで一緒だった井上堯之が担当。泣きのgが入った派手な劇伴で、ドラマチックな展開、ここぞブリティッシュといった大げさな流れもあって、映画以上に音楽が耳に残ります。話は「陽のあたる場所」(および原作のセオドラ・ドライサーの「アメリカの悲劇」)にも似た感じ。桃井かおりが高校生役で笑える。90分以内という制約があったのか、後半はかなり性急。もう少し伏線はっておくべきだったな。未DVD化。
*1:正確にはデビュー作が日活での一般映画で、この後日活はロマンポルノ路線へ