エデン

■Eden Deluxe Edition:Everything But The Girl(Edsel/Rhino:EDSK7004-UK)

Eden: Deluxe Edition

Eden: Deluxe Edition

1・Each and every one
2・Bittersweet
3・Tender Blue
4・Another Bridge
5・The Spice of Life
6・The Dustbowl
7・Crabwalk
8・Even So
9・Frost and Fire
10・Fascination
11・I must confess
12・Soft Touch

トレイシー・ソーンのことを知ったのはCherry Redから出た「A Distant Shore」です。トリオから出た日本盤は新潟のツモリで買ったけど長らくの愛聴盤。ボーナストラックとしてベン・ワットとのコンビ、エヴリシング・バット・ザ・ガールのシングル、"Night And Day"が入っててそれがとても印象的でした。Chaeer RedからBlanc Y Negroに移籍して84年に出たのが「Eden」。配給はWEAでしたが、日本では、クレプスキュールなどこの種の音楽を熱心にプッシュしていたレコード・ショップの新星堂のレーベルからリリース。基本的にジャズとボサノヴァをルーツとした音楽ですが、非ロック的というわけではなく、パンク・ムーヴメントを体験したロック世代の音。ウィークエンドのサイモン・ブース(g)、ディス・ヒートのチャーリー・ヘイワード(ds)参加。やはり先行シングルの(1)、ジャジーなムード極まる(3)(voはベン・ワット)、明るさを出した(4)、メロディの良さが引き立つ(5)、ワーキング・ウィーク的な(7)がいい