ジュリー・ドリスコール(Julie Driscoll)


後にキース・ティペットと結婚してジュリー・ティペットを名乗りますがその時代のジャジーなヤツは僕にはちょっときついかな。よってこの人の場合ブライアン・オーガーと組んでたトリニティーの時代になります。スウィンギン・ロンドンと呼ばれた60's後半。ジュリーはロッド・スチュワート共にスティームパケットのvoとしてシーンに登場。解散後バンドのorgだったオーガーとトリニティーというバンドを組みます。モデルとしても活動していたジュリーが、政治的な題材の歌を、アンダーグラウンドな演奏に乗せて歌う姿は衝撃でした。とりわけ2枚組の「Streetnoise」('68)は、ローラ・ニーロ、ドアーズ、ニーナ・シモンのジャンルを超えたカヴァーが魅力です。