フリーのポール・ロジャース(vo)、サイモン・カーク(ds)、
モット・ザ・フープルのミック・ラルフス(g)、
キング・クリムゾンのボズ・バレル(b)から成るスーパー・グループ。デビュー作「Bad Company」('74〜キングから
東芝EMIへのIslandの契約が浮いていたため日本盤LPはリリースに時間がかかった)はハードロックというよりは小気味よいロックンロール。個人的な最高傑作「Straight Shooter」('75)では、カントリー風、ソウル風バラードと音楽の幅を広げている。その後「Desolation Angels」では
Swan Songに移籍。サザン・ロック・テイストを感じさせるのは次の「Rough Diamond」も同じ。その後ロジャースが脱退(ファームへ)、元
テッド・ニュージェントのブライアン・ハウ(vo)を加えたラインナップは皮肉なことにロジャース時代より全米的に成功をおさめた。90'sにはオリジナルメンバーによる再結成が実現するもツアーを消化後再び解散。バンド名は
ロバート・ベントン監督の同名作品から(邦題「夕陽の群盗」)とられてるといいます。