ニュー・ライダーズ・オブ・パープル・セイジ

WC033★★NEW RIDERS OF PURPLE SAGE ('71)

New Riders of the Purple Sage

New Riders of the Purple Sage

グレイトフル・デッドのサポート・バンドとして、又ジェリー・ガルシアが習いたてのsteel-gを試す場所(^^)として結成されたニュー・ライダーズ・オブ・パープル・セイジは、デイヴィッド・ネルソン(g)とジョン・ドウソン(vo)をフィーチャーしたカントリー・ロックです。デッドのユルイ部分を拡大解釈したような音楽は、悪くはないけど、聞く時の気分によっては、限りなくユルくダラダラに感じてしまうのはデッド以上です。
サボテンのイラストがかわいらしい71年のデビュー作は、ドウソン、ネルソンにデイヴ・トーバート(b,vo)、元ジェファーソン・エアプレインのスペンサー・ドライデン(ds)、そしてガルシアと言うラインナップ。ガルシアのスペーシーなsteelをフィーチャーしたインストは、瞑想的な感じもあります。

CD化された際ビリー・ジョー・ロイヤルの”Down In The Boondocks”(ジョー・サウス作品)やザ・バンドの”Weight”のカヴァーのライヴが加えられ、これがカッコイイ。

原盤 Columbia:CK30888 71年8月リリース。