グッド・フィーリング

WC065★★★A GOOD FEELIN' TO KNOW−Poco ('72)

Good Feelin' To Know

Good Feelin' To Know

シンプルなジャケットが実に美しい(ストーンズの「Beggar's Banquet」風)リッチー・フューレイ時代のポコの代表作です。力強いメロディーと演奏が素晴らしいです。たたみかけるようなタイトル曲、ゴスペルとカントリーロックが一緒になったような”Sweet Lovin'”の至上の美しさといい、この頃のフューレイは神がかりな曲を書きます。前作から参加したポール・コットンも”Ride The Country”と言う必殺の名曲をものにしていますし、ティモシー・シュミットの書いた”I Can See Everything”の浮遊感もいいです。prodはジャック・リチャードソンとジム・メイスン。これだけの力作にもかかわらず、セールス的に成功せずフューレイは失望したということです。

原盤 Epic:PE31601 72年9月リリース