アソシエイションは60'sのカリフォルニアを代表するヴォーカル･グループでValiant〜Warner Brothersに9枚のLP（ベスト、サントラを入れて）を残しています。これはレーベルをColumbiaに移してのラストLPで72年にリリース。テリー・カークマン(t)、テッド・ブルーシェル・Jr(b)、ジュールズ・アレクサンダー(t)、ジム・イエスター(t)、ラリー・ラモス(t)、ブライアン・コール(b)、リチャード・トンプソン(b)の7人がvoを担当。演奏者のクレジットはないが、恐らくは西海岸のスタジオ･ミュージシャンによるものでしょう。ロン・デイヴィーズの”Silent Song Thru The Land"、ジョン･セバスチャンの”Darling Be Home Soon"、キャロル・キングの”Snow Queen”、ジョン･スチュワートの”Little Road And A Stone To Roll”といった同時代のsswたちのカヴァーも興味深い（とりわけキャロ･キンのザ・シティ時代のナンバーをカヴァーするセンス）もいいが、ゴージャスかつダンサブルな”Kicking TheGoing Around”、メロディアスでせつない”Indian Wells Woman”と言うオリジナル曲も充実しています。
