シー・イズ・ア・ソング

WC094★★★SHE IS A SONG−Rick Roberts ('73)

WINDMILLS/SHE IS A SONG

WINDMILLS/SHE IS A SONG

「Windmills」に続くリック・ロバーツの2枚目のソロは、クリス・ヒルマンがprodということもあって、マナサスのメンバーがこぞって参加(ポール・ハリス、アル・パーキンス、ジョー・ララ)。更にコロラド録音と言うこともあって、地元のポコからジョージ・グランサム(ds~この人が単独でセッションに参加するなんて珍しい)、ラスティ・ヤング(dobro)、更にバーンストームからジョー・ウォルシュ(g)、ジョー・ヴァイターリ(ds,fl)、ケニー・パサレリ(b)と言う混成軍も加わっています。

ポップでメロディアスなカントリー・ロック。LA産よりは田舎くさいコロラド産と言う感じがすごくします。とりわけA面の流れは素晴らしく、ここには参加していませんがスティーヴン・スティルスへの傾倒ぶりがうかがわれます(バッファロー時代のスティルス曲、”Four Days Gone”をカヴァー)。ウォルシュののたうち回る様なスライドの入った”Sweet Maria”は、バーンストームをバックにしてのもの。

原盤 A&M:SP4404  73年リリース