ライヴ・アット・キーストーン

WC101★★LIVE AT KEYSTONE−Sanders / Garcia / Kahn / Vitt

グレイトフル・デッドの活動とは別に、各メンバーは気ままにセッション及びソロ活動を行ってますが、ジェリー・ガルシアの場合、デッド本体、NRPSへのゲスト、ソロ、デイヴィッド・グリスマンらとのブルーグラス・ユニット、オールド・アンド・イン・ザ・ウェイなど八面六臂の活躍ぶりです。デッドのライヴにもしばしば参加するkb奏者のマール・サンダースのバンドにも客演ししていますが、バークレイのライヴ・スポット、キーストンでのライヴが本作。名義はマール・サンダース=ジェリー・ガルシア=ジョン・カーン=ビル・ヴィットの連名になっています。このユニットはシンプルに、The Groupを名乗ることもあって(あたかもザ・バンドに対抗するように)、デッド以上にジャムセッションの色合いが濃い内容です。この2枚組はFantasyからリリースされた有名な1枚でディランの”The Positively 4th Street”やジミー・クリフの”The Harder They Come”などのカヴァー中心です。80'sには続編が出ています。

原盤 Fantasy:F79002 73年7月リリース