■■星間商事株式会社社史編纂室:三浦しをん(筑摩書房)

星間商事株式会社社史編纂室

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F:4年ぶりだっけ、こうしてHさんとも再会できまして、又バカな話をしましょう。まずR君残念でした*1
H:ご無沙汰してます。Rさんのお葬式以来なんですけど、こうやってお話しするのは4年ぶりなのかな? ミクシもFBも辞めちゃったからね…
(しばし近況報告)
H:大滝さん亡くなっちゃったね。
F:僕もあれはびっくり。ネット界隈でもナイアガラーの人たち大騒ぎだった。喪失感っていうのか。
H:私もずっと聞き続けてるわけじゃないけど、FMでの特番は聞いてたよ。忘れちゃうけどちゃんとした新作は「Each Time」で止まってるんだよね。
F:昔鈴木茂がドラッグで捕まった時、元はっぴいえんどの〜と付いてたけど、さすがに大滝さんだと、「冬のリビエラ」や「風立ちぬ」でおなじみの〜となるね。ほとんどラジオ聞かないけどFMでは「ロンバケ」とかかかってた?
H:"天然色"とか"幸せな結末"とかはよくかかってた。タツローさんのコメントはあったのかなあ?
F:確かネットに挙がってた(と探して、見つける)*2
H:何も言えなくなっちゃうね。あたしは「トライアングル2」*3の世代だからさあ。聞くのもあの辺なの。
F:正直亡くなってから聞いてない、わけじゃなくてその前から車で「ムーン」*4は聞くくらいだったんで、喪に服すとかそういう感覚はないなあ。
いちかたいとしまさ*5ならいいかも。
H:誰?
F:じゃあ聞いてみましょう(とつべをさがすが適当なのがない)。又探しとくから。とにかく「大滝ファースト」の世界観をあらわした"かげろうゆらゆら"って名曲があってそっくりなんだから。佐野元春って言えば、「No Damage」の映像版が出たね。
H:はいはいはい。あれは青春の1枚だね。フィルムコンサートも行きました。公会堂でやった。

スーツ姿がカッコよかったなあ(@@)
F:「サウンド・ストリート」は聞いてた?
H:もちろん。月曜はずっとエアチェックしてたよ。渋谷陽一はあんまり聞いてなかったなあ。佐野さんの「グッド・オールド・ソングス」で昔の曲に目覚めたから。
F:それはあるよね。マンフレッド・マンの"Mighty Quinn"なんでこれで知った。

H:あごひげの人ってマンフレッド・マン?ピチカート・Vの小西さん昔こんな感じだった。
F:タートルネックとあごひげね。歌ってるのはマイク・ダボという人で、今でも結構人気ある。女性に受ける感じ。
H:ピーター・オトゥールがモテ男役でピーター・セラーズウディ・アレン出てたコメディあったでしょ*6? あれでもマンフレッド・マンあったよ。LP持ってた。バート・バカラックだし。
F:昔CBCの深夜映画で見て大好きだった。オープニングのアニメーションよかったよね。

で、その曲は"My Little Red Book"って曲。やっぱり(この映画なら)トム・ジョーンズの主題歌だよね。
H:トム・ジョーンズって結構大御所なのにわりと軽い映画や若手アーティストと共演したり歌ったりしてるでしょ。C級ホラーにも気軽に出るマイケル・ケインみたい。
F:マッドネスにもそういう曲あった。

H:マイケル・ケインとかリチャード・ハリスあたりの大御所は若手にも一目置かれてるよね。リチャード・ハリスが「ハリー・ポッター」で魔法使いの学校の校長先生やったのは孫との約束らしいよ。
F:「ハリー・ポッター」は読んだことないけど、あれって完結したの?
H:最初から7部作という事で一応完結。

*1:1年くらい前にR君は急逝しました

*2:「近いうちに大瀧詠一さん追悼の番組を企画する予定でありますが、大瀧さんが亡くなってから後ですね・・・、番組宛に"早く追悼特集をやれ"とかですね、"大瀧さん追悼はあまり誰も知らないレアなアイテムをかけろ"、あるいは"最低でも半年は放送するべき"という意見のハガキが少なからず舞い込んでおります。またTwitterなどインターネット上でも・・・私はそういうのは興味がありませんのでそれを見ないですが・・・そういった発言があると聞きます。そうしたファンとかマニアとかおっしゃる人々のですね・・・、ある意味でのそうした「独善性」というのものは大瀧さんが最も忌み嫌ったものでありました。親とか兄弟の関係を他人に説明できないように、僕と青山君、僕と大瀧さん、そうした個人的関係は第三者に説明できるものではないし、説明したいとも思いません。追悼番組の迅速性や密度とかは私は基より、全く関心はありません。そこのところ、あらかじめご了承頂きたいと思います。」

*3:Niagara Triangle Vol.2=大滝、佐野元春杉真理

*4:Niagara Moon」

*5:初期の大滝を彷彿させるssw

*6:「何かイイことないか、子猫チャン」