■■夕陽に立つ保安官('68米)

監督:バート・ケネディ
出演:ジェームズ・ガーナージョーン・ハケット、ジャック・イーラム
西部劇というジャンルがゆるやかに衰退化しつつあった60's後半に、バート・ケネディ監督は徹底的にとぼけたコメディ・タッチの作品を作りました。それが「夕陽に立つ保安官」。同じような題材の「地平線から来た男」を含め珍しくBSでOAされたんでみてました。「ヤング・フランケンシュタイン」におけるマーティ・フェルドマンの様な役割に(ともにギョロ目だ)、いつもは悪役のジャック・イーラムが、見事なコメディ・リリ−フぶりを見せます。いわゆる「西部劇のお約束事」を全部入れながら、バカバカしい味わいの1本です。