■■メカゴジラの逆襲('74日本)

監督:本多猪四郎
出演:佐々木勝彦、藍とも子、平田昭彦中丸忠雄
結果的に昭和ゴジラ最終作(正確には違うけど)となった1本。怪獣映画斜陽の中、観客動員数が激減の為東宝はシリーズ終結を決めたものの、本多=田中=伊福部コンビ(特撮は中野昭慶)が復活し有終の美を飾った感があります。世界観は「ゴジラ対メカゴジラ」の正規の続編で、ブラックホール第3惑星人による逆襲に、平田演じるマッド・サイエンティスト、更にはサイボーグ少女と若き海洋学者の恋を交えた盛りだくさんな内容。チタノザウルスのシーンが多すぎるのが残念ですけど、メカゴジラも悪くない。他には後の阿川泰子の麻里とも恵、睦五郎、大門正明内田勝正ら。沢村いき雄、小川安三、佐原健二の起用がやはりうれしいです。