【河馬】Lookin’ For A Love
ボビー・ウーマックの訃報が入ってきました。闘病を続けている事は知っていましたが、ラスト・ソウルマンの死はとても残念です。僕は基本白人ロック寄りの人なんで、ウーマックの名前を身近に感じたのはロン・ウッドの「Now Look」への参加(”If You Want My Love”のカッコよさ)とか、スティーヴ・マリオットが執拗に取り上げた”Lookin’ For Love”(J・ガイルズもやってた)あたりですね。
ウーマックが60’sにいたヴァレンティノス時代のヒット曲、”Lookin’ For Love”は、74年にはウーマック自身が今度はソロでとりあげていますが、ここではマリオットが、ハンブル・パイ解散後の75年に出したソロに続いて、再結成スモール・フェイシズで取り上げたヴァージョンを。ロニー・レインの不参加で(代わってコチーズ。フランプトンズ・キャメルのリック・ウィルスが参加)スモフェというよりはハンブル・パイ的な音ですけど、77年のシーンでパンク勢に負けまいと奮闘するヴェテランの象徴的な存在でした。「Playmates」より。