【河馬】13・Light My Fire
とりあえずビッグ・ネームをつらつら行ってから奥の細道へ入りましょうかね。ドアーズと言えば、ファーストに入った“Light My Fire”('67)。音楽評論家の萩原健太さんは何とレイ・マンザレクのオルガンソロがバッサリカットされたシングル・ヴァージョンをお好きだとか。ビックリです。ホセ・フェリシアーノのカヴァーもありますが、それを手本にしたというジュリー・ドリスコール、ブライアン・オーガー&・ザ・トリニティで行きましょう。初めて聞いたのはピーター・バラカンさんのラジオのオルガン特集でした。かっこいいなあ。政治的なメッセージ曲とニーナ・シモンローラ・ニーロらのカヴァーなどで構成された2枚組「Streetnoise」('69)からです。スティームパケット解散後ドリスコールとオーガーが組んだ一連の作品では一番有名ですね。