【河馬】16・House At Pooh Corner
昨日別のところでも書いた話なんですが、“Pooh Corner”を“プー横丁”と訳したのはちょっとなあ、と今になって思います。京都にあるルーツ系の老舗のレコ屋(エリック・カズの発掘音源をだしたのもこのお店のレーベルでした)もそういう名前ですが。
"House At Pooh Corner”は、その名の通りA・A・ミルン原作(余談ながらミルンの持ち家はその後ブライアン・ジョーンズが買い取り彼はそのプールで亡くなりました)の「くまのプーさん」の思い出をつづったケニー・ロギンズの曲で、一番先に紹介されたのがNDGBの傑作カントリー・ロッキンな「Uncle Charlie And His Dog Teddy」(’70)でした。71年にはロギンズ&メッシーナとして「Sittin’ In」でやっております。この場合先に発表されたNGDBをオリジナルとするなら、カヴァーはL&Mですね(正確にはL with M)。そして94年には"Return To Pooh Corner"というアンサーソングもやっております。