【河馬】34・Medicated Goo

All Alone In The End Zone

All Alone In The End Zone

初期トラフィックのナンバー、"Medicated Goo"をカヴァーしたのは元スピリットのジェイ・ファーガスン。LA出身でAsylumレーベルには珍しいハード・ロック・バンドだったジョ・ジョ・ガンでもvoを取ってた人です。日本ではさっぱり人気がなく、78年のリック・ダンコの初来日に前座としてステージに上がった時も、同じ頃"Thunder Island"がヒットした頃も知名度が低かったのです。初ソロ「All Alone In The End Zone」('76)もまた今もって日本ではリリースされていない1枚で、ジョー・ウォルシュ(g)、ジョー・ヴァイターリ(ds)、ジョージ・ペリー(b)といった面々に支えられ乾いたハードロックを展開。"Medicated Goo"はオリジナルをもっとはじけさせたようなパーティー向きのアレンジで楽しいです。