ナッチェル

14002■Flyaway:Nutshell(Hugo Montes Production:HMPCD030-Korea)

クリスチャンでない日本人、更に英語を母国語としない日本人にとってコンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック(CCM)ってあまりピンとこないのです。そもそもこれって歌詞がキリスト教の信仰に基づく内容を歌ってることであるので、音楽の演奏スタイルではないと思うのですが…一般的にCCMと呼ばれるのはナッシュヴィル産の特定のアーティストを言うらしいので、英国のナッチェル(Nutshell)をCCMというのは違うのかも。とにかく中心人物のポール・フィールドという人は信仰に関する歌詞を書き、ヘザー、パムという二人の女性と共に作り上げたハーモニー・ポップスなのです。原盤はこの種のものを多く出しているマー(Myrrh)で、「Flyaway]('77)は、Hugo Montes Pro産のCD(78年のサードからの数曲がボーナス付)なんでいわゆるブートです。長々と書きましたが、宗教的な理由でこのすぐれたポップスが無視されてるのなら、残念なんで挙げときます。ちなみにwikiによると、マイク・ジャイルズ(ds)とジョン・G・ペリー(b)参加らしいです。