【木曜はヒットシングル】Heart Of Gold / Neil Young

72年の「Harvest」に入ったニール・ヤングの初期の代表作です。ライヴでは弾き語りが多いんで、ここで聞かれるカントリー・ロックなアレンジが好きな僕は不満。元々はジョニー・キャッシュ・のTVショーに出演の為、ナッシュヴィルに赴いたニール一行がprodのエリオット・メイザーのスタジオで突発的に録音したとされています。同TVショーに一緒に出てたジェームズ・テイラーとリンダ・ロンシュタットも起用され、交流人脈も広がりました。歌詞の中に出てくる”黄金の心”を探し求めるために前進し続ける、というような前向きの歌でありながら、どことなく悲しく、諦めたようなムードが漂うのはあの時代だからでしょうか。ゆったりとしたベン・キースのsteel-gが心地よいです。