マイケル・マクドナルド

初めてマクドのあの歌声を聞いた時、どっからあんな声が出るのか不思議でした。喉の奥でふりしぼったようなスモーキーな歌声はとてもソウルフルです。日本でも大きく話題となった76年のドゥービー参加直後の来日公演でも、その後出た日本盤LPのライナーで小倉エージさんが、ラスカルズ的な匂いを感じた、と書かれてました。それ以前にはスティーリー・ダンに参加していましたが、「Katy Lied」はあまり聞きこんでなかったんで覚えてません。やはり僕にはドゥービーの色をどんどん変えていった80'sの初めの姿が印象的。AORにシフトしてゆくうちにどんどん興味はなくなってゆくのですが、82年に72年頃に録音されたデモ音源が出て、それがまた当時のマクドとは全然違って新鮮でした。動画はコメント欄にて。