(ハル)('96日本)

森田芳光監督、深津絵里内野聖陽主演。
初めてPCを買った頃に公開された映画。当時まだ一般的でなかったメールでのやりとり(パソコン通信そのものは死滅してしまいましたが)など、この20年のコミュニケーションのあり方、流れの速さをつくづく思います。大半が文字の羅列で、今ではなんてことないけど、当時劇場で見た時はびっくりでした。あとバブル余波というか、地方とはいえ、広い一軒家(実家)に一人で住み、職を辞めてもすぐ次が見つかり、生活していくのに余裕たっぷりの深津絵里には、当時はともかく今の視点ではなかなか共感しにくいのです。
でも深津は20年前も今も同じようなスタンスで仕事をしている稀有な人で、戸田菜緒とか山崎努の娘の山崎直子とか、最近見ないなあ(僕だけ?)と思ってる人たちが懐かしい