マイク・ハグ

今週のマイクは、60'sにマンフレッド・マン(バンド名)からチャプタースリーまで、マンフレッド・マン(個人名)と行動を共にしたドラマー、鍵盤奏者のマイク・ハグです。こういった活動よりもチャプター・スリー解散後、Polydorに残したソロでのsswっぽい作風、サウンド・クリエーターの部分に惹かれます。意外と若々しい歌声が印象的な初ソロ「Somewhere」('72)は今もって韓国でしかCD化されてませんが、もっと多くの人の耳に届いて欲しいポップな1枚です。とりわけエルトン・ディーンのざらざらしたoboeの入った"Blue Swede Shoes Again"は名曲です。近年はマンフレッド・マン残党によるビートバンド、マンフレッズのkb奏者(dsは元ファミリーのロブ・タウンゼンドが叩く)として活動中。