【月曜西海岸】ビーチボーイズ

昔から西海岸音楽の本では最初のページはバーズもしくはビーチボーイズで始まってました。もちろん間違いではないですがサーフィン・ホットロッドを紹介されても〜という気持ちもありました。しつこいくらい書いてますが僕にとってビーチボーイズは、「Smile」「Pet Sounds」あたりではなく70'sのメロディアスなBrother時代の諸作なのです。Capitolと契約の事でもめ、裁判では勝利を勝ち取りますが、Capitolはその時点で旧作すべてを廃盤にする暴挙(よーやるわね)に出て、メンバーに印税が全く入らないようにしてしまいました。新レーベルを立ち上げたものの配給先が見つからず、お金も入らず、サーフィンのイメージが時代にそぐわないとセールス的にも不調だった69年にやっと完成した「Sunflower」は、ブライアン・ウィルソン以外のメンバーの活躍もあって内容は本当に素晴らしいのです。

https://www.youtube.com/watch?v=WPe78FgI9ro