髪をとかすアンヌを背後から狙うペガッサ星人。この有名なショットはスチール用のショットで、本編にはそういうシーンはない。セブンはペガッサにとどめをささず、ペガッサは逃げる。そして笑いのエンディングはどうもおかしい。

ビラ星人が登場する回。ジャパネスクな背景は偽京都っぽいがどこなんでしょう？ そうなんですよ、の山本さんこと山本耕一がユシマ博士で登場。

ソガと参謀本部付のヒロタ(大橋一元)は射撃における宿命のライバルだったという設定を生かした友情と裏切りの物語。第3クールに入るとこういう人間ドラマ的な話が多くなり子供向けの空想特撮シリーズとは言えない話になってくる。ベガ星人は地球の気圧の耐え…

予算の関係で怪獣、宇宙人の出ない回を作らなければならなかったということは後に知ったこと。この逆境が幸いしてセブン史上屈指の名作が生まれた。脚本は市川森一で、同胞に裏切られた(捨石となった）宇宙人の少女が、同じ宇宙人のモロボシ・ダンに「ボクと…

全編宇宙が舞台というのはシリーズで唯一の作品。「V3から来た男」以来クラタ(南廣)とキリヤマの友情を描いた作品で脚本は市川森一。ザンパ星人はすぐやられるが、鳴き声のない怪獣ペテロは結構強い。-170度の月世界での戦いはセブンが圧倒的に不利だが、あ…

発泡怪獣ダンカン登場。昔はダンカン星人とかいったのになあ。 都会のネオン、遠景。「水道、ガス、電気、地下鉄など…。大都会の動脈をつくる工事が、いつもどこかで行われています。…昼も夜も…それは私たちが見慣れている風景…。だが、安心してはいけません…

第3話｢湖にひみつ」同様、連続してウルトラアイを盗まれる話。さらに冒頭水上竜子演じる、派手な女性(小川ローザの「Oh！モーレツ」的な）に化けたゴドラ星人にスパナで殴られると言うショッキングなシーンで、またまた子供心に衝撃が走った。ゴドラ星人はや…

セブンの最初に撮影されたエピソードと言う。デコ少女に化けたピット星人（昆虫顔）がエレキングを使って、セブンを苦しめる有名なエピソード。その後何度かやられてるが、ウルトラアイを盗み出すという作戦を一番早く実行したのは彼女らだった。エレキング…

幼心に相当なキョーフ心を植えつけられた1本。セブンの第2話で、ワイアール星人。この草（というかワカメみたいな）宇宙人は人を襲って(深夜襲われる酔っ払いは、ご存知大村千吉）、襲われた人間は宇宙人化するというドラキュラ方式。ステーションV3から休暇…

4年ぶりにまたこのシリーズを… 「地球は狙われている･･･」浦野光の印象的なナレーションでスタートする、｢セブン｣の第1話。もちろん撮影されたのはこれが最初ではないだろうが、第1回放映と言うことで、登場人物及び設定の説明中心なのは仕方がない。むしろ…