スノーグース

3◆Snow Goose / Camel ('75,Deram)

Snow Goose (Dlx)

Snow Goose (Dlx)

ポール・ギャリコの原作をモチーフにし、キャメルがオーケストラを導入して抒情的に描いた大作。日本でも一躍キャメルの名前がクローズアップされるきっかけとなりました。組曲形式となっていて親しみやすいメロディ、ツボをついた演奏など難解さとは無縁のわかりやすいオールインストのプログレッシヴ・ロックです。ただし曲名がなかなか覚えられない、あと個人的な事ですけどA面ばかり聞いてB面になかなかたどりつけない、なんてこともありました。

■■■おかあさん('52日本)

監督:成瀬巳喜男
出演:田中絹代香川京子岡田英次加東大介、中北千恵子


くしくも香川京子祭りになってしまい成瀬巳喜男監督の「おかあさん」('52)を。貧しいながら精いっぱい生きる一家の話。これ昔から好きで。二女が親戚にもらわれてゆくくだりにはいつも涙してしまいます。原作は母親について書かれた児童の作文で、これを水木洋子が脚色。おかあさん(田中絹代)への思慕が長女(香川)目線で描かれます。小津、成瀬とくれば次は黒澤か。何にしよう?

【日曜のssw】エリオット・マーフィー

西のジャクソン・ブラウン、東のエリオット・マーフィーと個人的には呼んでました。特に70'sの作品は、感傷的な曲がフィット。いつもは「Aquashow」なんですが、よく「クロスオーバー・イレブン」でOAされていた(ルー・リードの”Coney Island Baby”に続いてこれが流れて来た時、トリハダ立ちました)この曲を。
高橋研の”アナスターシア”はこれへのトリビュートなのかなあ。
「Just A Story From America」('76)からです。

マナサス@ウィンターランド

セカンドリリース後です。わりとセットリストが固定な気もするんですがバーズの"R&R Star"やヒルマン・コーナーのカントリーっぽい曲々は意外かも。

Setlist:
0:00:00 - Songs of Love
0:03:21 - Rock 'n' Roll Crazies / Cuban Bluegrass
0:07:03 - Jet Set (Sigh)
0:11:58 - Anyway
0:15:22 - So You Want To Be A Rock 'N' Roll Star
0:18:18 - Johnny's Garden
0:23:03 - Go Back Home
0:32:36 - Six Days On The Road
0:35:25 - Safe At Home
0:38:32 - Fallen Eagle
0:40:34 - Hide It So Deep
0:43:51 - You're Still On My Mind
0:46:06 - Pensamiento
0:49:48 - 49 Bye-Byes
0:57:35 - For What It's Worth
0:59:31 - Lies
1:02:59 - Treasure
1:12:11 - Find The Cost Of Freedom

Personnel:
Stephen Stills - guitar, piano, banjo, lead vocals
Chris Hillman - guitar, mandolin, lead vocals
Al Perkins - pedal steel, guitar
Paul Harris - keyboards
Calvin "Fuzzy" Samuels - bass
Dallas Taylor - drums
Joe Lala - percussion, vocals
Guest: David Crosby - guitar, vocals
Guest: Graham Nash - vocals

4■Just Roll Tape / Stephen Stills ('07,Rhino)

Just Roll Tape: April 26th 1968

Just Roll Tape: April 26th 1968

今日はスティルスの誕生日なんで。07年に突然出た68年のアコースティック・デモ。この人も結構自分の事好きだなあと思いました。出来そのものは試作品の域を出なくて、あの曲はこんな昔からあってアコースティックではこういう風に歌われるとかがわかる、という好事家向きの1枚です。CS&Nの"Judy Blue Eyes"とは別に”Judy”という曲も入っててややこしい(別曲)。