Deshannon,Jackie(ジャッキー・デシャノン)

a■■Me About You('65)

Jackie Plus

Jackie Plus

b■■■Jackie('72)
c■■New Arrangement('75)
d■■Best Of Jackie Deshanonn(')
e■■Definitive Collection('94)
Come and Get Me: Complete Liberty and Imperial Singles

Come and Get Me: Complete Liberty and Imperial Singles

f■■■Come and Get Me〜The Complete Liberty & Imperial Singles Vol.2('10)
ケンタッキー出身のssw。デビューは古く50's後半から活動。最初期はロカビリー風のスタイルだったが、63年のデビュー作「Jackie Deshannon」(Liberty)では12弦gをかき鳴らしharomonicaを吹いて歌うというプレフォーク・ロックスタイル。ジャック・ニッチェソニー・ボノ作の"Needles And Pins"、"When You Walk Into The Room"の2曲が入ったセカンド「Breakin' It Up On The Beatles Tour!」(何と言うタイトル)が初期の代表作とさせる。タイトル通りビートルズのツアーに全米同行。ここには超名曲"Should I Cry"が収められています。
BREAKIN' IT UP ON THE BEATLES TOUR

BREAKIN' IT UP ON THE BEATLES TOUR

市川美和子が歌った"ポップ・スター"は、ナイアガラのこの曲へのオマージュでしょう。
ジミー・ペイジ(g)が加わったとされている"Don't Turn Your Back On Me"('64)もこの時期の代表曲。


sswでありながら最も成功したのはバカラック作の"What The World Needs Now Is Love"('65,Imperial,#1)で、これはバカラックを代表する名曲でもあります。この辺の流れはfに収録。dはRhinoから、eはEMIから出たコンピ。
aはソフト・ロックの流れでCD化されたものだけどイマイチ。デビュー当時のバーズがバックをつけた"Splender In The Grass"も未収録。70'sに入って活動はスローペースとなりbはメンフィス録音のジェリー・ウエスクラー、アリフ・マーディン、トム・ダウドprodで巷では高い評価なものですが、どうでしょう。cは何度かCDかされているColumbia盤でキム・カーンズがヒットさせた"Bette Davis Eyes"のオリジナルを収録。