21st・春のウキウキセレクト 曲目発表

21回目を迎えたお題セレクト合戦(この言い方って相当昔の言い方です)は、「春のウキウキセレクト」です。僕は思わず体が動くような曲調をイメージしたのですが、結果として跳ねものセレクトみたいになってしまいました。

(1)Overture:山下達郎

GO AHEAD! (ゴー・アヘッド! )

GO AHEAD! (ゴー・アヘッド! )

跳ねもの、といいつつ違いますが、山下達郎のライヴ前には、いつも客入れのBGMがあって、開始直前にアカペラのBGMがあります*1。そういうの聞くと、っていうかライヴ前のウキウキする感じってありますよね。文字通りのoverture。大好きな78年の「Go Ahead」から。声が若いです。最初は次とつなげて1曲と言うつもりでしたが、忘れてしまってました。

(2)Down Town:epo

DOWN TOWN(紙ジャケット仕様)

DOWN TOWN(紙ジャケット仕様)

「ウキウキ」という歌詞が入ったこの曲はぜひとも入れたかったのですが、やはり僕としては出会いとなった80年のepoのデビュー作のヴァージョンから。例えばニール・ヤングの"Lotta Love"を二コレット・ラーソンがカヴァーした時に、ディスコっぽい〜という評がありましたが、今から思えばepoのこのヴァージョンもシュガー・ベイブのオリジナルと比べると、ずいぶんディスコっぽい。bとkbがキーとなっていますね。手持ちは初期のCDなんで音圧低いです。meikanさんとニアミスしています。epoのブレイクは「ひょうきん族」の"Down Town"

(3)I'm In Love:Rory Block

アイム・イン・ラブ(紙ジャケット仕様)

アイム・イン・ラブ(紙ジャケット仕様)

今回割とおんなじタイプの曲が並んでしまいました。僕にとってのウキウキ路線とはこう言うアッパーな曲を言うのです。女性ブルーズ・シンガー〜ギタリストとして紹介される事が多い、ロリー・ブロックの76年のセカンドからタイトル曲。見事な16ビートのウキウキナンバーです。くわしくはここ

(4)Should I Cry:The Concords

ブレイク・ア・ウェイ~ソングス・オブ・ジャッキー・デシャノン 1961-67

ブレイク・ア・ウェイ~ソングス・オブ・ジャッキー・デシャノン 1961-67

  • アーティスト: ジャッキー・デシャノン,サーチャーズ,シェール,リック・ネルソン,バーズ
  • 出版社/メーカー: ミュージックシーン
  • 発売日: 2008/11/25
  • メディア: CD
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意図して同じタイプの曲を入れた場合もあります。すでにジャッキー・デシャノンのオリジナルをいつぞやのセレクトで紹介していますが、ここではNYの白人ドゥー・ワップのコンコーズの64年のヴァージョンです。英Aceからのジャッキー・デシャノン作品集に入ってます。

(5)ポップ・スター:市川実和子

Pinup Girl(限定仕様)

Pinup Girl(限定仕様)

そのデシャノンの曲にオマージュをささげたのが、ナイアガラの何代目かの歌姫、市川実和子です。現在は脱ぎっぷりのいい女優さんとして注目されていますが、この頃はまだティーンです。確か「ポンキッキーズ」の曲だったと記憶していますが、新春放談の時にもOAされました。

(6)Doin' That Meatball:The Section

ジェームズ・テイラージャクソン・ブラウンのバックを務めたザ・セクションは、ダニー・コーチマー(g)、リー・スクラー(b)、ラス・カンケル(ds)、クレイグ・ダーギー(kb)の4人組です。歌ものを歌を引き立てる演奏で知られていますが、彼ら4人を主役とするとジャズ的な演奏です。72年の「The Section」が出た頃はフュージョンはおろかクロスオーバーといった言葉もありませんでしたので、聞いた人は大いに戸惑ったでしょうねえ。saxはマイケル・ブレッカーです。このイントロ聞いただけでウキウキしません?

(7)Everybody's Talkin':Nilsson

Midnight Cowboy

Midnight Cowboy

フレッド・ニール作のこのナンバーを一番先に取り上げたのは、スパンキー&アワー・ギャングらしいです。一番有名なのは、映画「真夜中のカーボーイ」('69)の主題歌で、ニルソンが歌ったこのヴァージョン。といってもこれはサントラからなので、ニルソンのアルバムに入ったものとヴァージョンが違うかも。これもイントロからウキウキします。映画は暗いですが、曲調は明るいです。harmonicaはトゥーツ・シールマンスです。

(8)Linda:Tranqulity

トランキュリティーは70年代の英国のあまり知られていないバンドです。ウエスト・コースト的なハーモニー・センスがありますが、メンバーのいでたち(ヒラヒラの服)やジャケットのミュッシャ風のイラストはジェネシスなどファンタジックなプログレ・バンドを思わせるのですが。未CD化の72年のセカンド「Silver」から。この曲はゆるいスライドが個人的にツボに入りまくりです。

(9)You Can Do It:Natural Gas

もう一つ英国ものを。バッドフィンガーのジョーイ・モランド(g)が、ハンブル・パイのジェリー・シャーリー(ds)、コロシアム〜テンペストのマーク・クラーク(b)らと結成したナチュラル・ガスの唯一のLP「Natural Gas」は76年にリリースされました。メンツからしてどんな音が出るのかちょっとわかりませんでしたが、ビートルズの延長線上にある、パワー・ポップでした。この曲は実にメロディアスです。ちなみにkbのピーター・ウッドはアル・スチュワートの"Year Of The Cat"の共作者でもあります。voはクラークでしょうか。これもCD化希望です。

(10)ロマンス:原田知世

I could be free

I could be free

トーレ・ヨハンソンと組んだ97年の「I Could Be Free」からのヒットシングルです。原田知世の変わらなさというのは大いに魅力がありますね。フォーライフから出たCDは紙ジャケですが、大雑把な作りです。

(11)Follow Me:Josh Kelly

For the Ride Home

For the Ride Home

セレクト合戦も20回を超え、単純計算で200枚以上のセレクトCDが出てるわけですよね。その昔tsukaさんがセレクトに入れた(休日セレクトだったか)この曲は、その時気に入ってCD買いました。ジョッシュ・ケリーはアメリカのsswで、03年に出た「For Ride Home」から。現在は映画畑にも進出してるとか

(12)東京ディスコナイト:スクーターズ

コンプリート・コレクション

コンプリート・コレクション

最後はスクーターズです。渋谷系アーティストのADを務めた信藤三雄(g)をフィーチャーした80's初めの東京モータウンサウンド。R&Bとニュー・ウェイヴをつなぐラインです。この曲はもっと派手なシングルヴァージョンを気に入ってよく聞いてたのですが、「娘ごころはスクーターズ」('82)に収められたアルバム・ヴァージョンも切なくてよいです。03年に出た「Complete Collection」から。

*1:そのあと"Sparkle"のカッティングのイントロというのが脳内インプットされていますが