FURUさんセレクト

Finyl2005-01-29


FURUさんのセレクトがいつもすごいのは、テーマに沿ってストーリーらしきものが出来ている事。今回も解説読んでみてなるほど!って感じでした。
以下気になったものを

  • まさかフォー・トップスとは思わなかった”Hello Broadway ”はゴージャスなイントロです。でも途中からなんだか納得してしまうのです。
  • アン・マレーもなんかエアポケットに入った感じで、ほとんど知りません。これは70年のデビューヒット。エレキ・シタールの音が暖かげです。
  • ジョニー・ソマーズというとポップスファンには、”内気なジョニー”が有名ですが、元々はジャズを歌ってた人のようで、この”Till There Was You ”でのパンチの効いた歌声はなかなかカッコいい。またこのビッグバンドの迫力あること!
  • ジェス・ローデンというと英国青眼ソウルの代表選手だけど、この77年作は結構アメリカナイズされた音だった記憶。ティム・ハーディンのカヴァー”Misty Rise”。
  • ”Stay Awhile”というウイスパー系の名曲があるベルズは、カナダのグループ。まさかFURUさんのセレクトでベルズが聞けるとは、感激。この”Rain”はホセ・フェリシアーノのカヴァー。
  • ”シュガー・シュガー”で有名なアーチーズの”Sunshine”は楽しいポップロック。これもいい感じです。
  • イーディー・ゴーメの”Melody D'Amour ”は全くFURUさん的世界。心地よいポップボッサです。
  • バカラック作の”House Is Not Home”は不倫のヘヴィな歌ですが、アニタ・カー・シンガーズのヴァージョンでは、なんか美しく素晴らしい事を歌ってるような錯覚に陥ります。

FURUさんの解説はこちら
http://www.din.or.jp/~furumoon/odai-select11.htm