kissheeさんセレクト
今回はサントラを意識したとかで、いつもと雰囲気が違います。
- ②”蘇州夜曲”は李香蘭(山口淑子)が主演した戦前の映画「支那の夜」の挿入歌で、畠山美由紀が歌うけだるいヴァージョンはなかなか味があります。
- ③Rei Harakamiという人は全く知らなかった。エロクトロニカと言われる音楽にも門外漢ですが、なんだかゴングのティム・ブレイクがシンセでやってた世界に近いような気もします。妙に気持ちよく、心が騒ぐ。
- ⑤同じようにFenneszの音も70’sのプログレ(ジャーマンロックとか)を通過したような感じ。これもなんか不安にさせるような音楽で、それでいて美しい感じもあります。
- ⑥(僕にとっては)懐かしのエディ・リーダーなんだけど、変わってない。初来日だったか、クアトロで見たライヴは、バブルの頃で軟派なリーマン風カップルにあふれた実に不快な光景が満ち溢れ、それだけにリーダーのイメージが悪くなってしまった事を、今になって申し訳なく思ったりする。”Prayer Wheel”はいい曲だ。
- ⑧Fishing with Johnの”11月の秘密”はアイディアの勝利。この虫の声だけでもう十分な心地よさです。
- ⑪Jiang Xiao-Qing, Zhang Jia-Bei, Zhao Yiによる”春一番”はキャンディーズのカヴァー。サントリーの烏龍茶のCM曲ばかりをあつめたものから。これも妙に心に残ります。
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