Meikanさんセレクト
演者の星座で暦を現した、このアイディアは素晴らしいです。毎回スタイリッシュな大人の世界を演出する、Meikanさんのセレクト。
- ①映画「華麗なる陰謀」(スティーヴ・マックィーン)の主題歌で、ミッシェル・ルグラン作の”Windmills Of Your Mind”ですが、グラディ・テイトという人のカヴァーは当然聞くのが初めて。なかなか渋い。
- ②驚異のスキャットともいえる、アントニオ・アドルフォの”Acalanto-voz:Joyce”ですが、時間が止まったような錯覚に陥るような美しい曲。コーラス&ハーモニー・ポップでも使えます。
- ③はスパイラル・ステアケースでおなじみの”More Today Than Yesterday”をシャーリー・スコットのヴァージョンで。丁度ソウルジャズが流行りだした頃、チャールズ・アーランドのアルバムがレコ屋でガンガンかかってたことを思い出す、ゴキゲンなオルガンです。
- ④はCTIから出てたDave Frishbergのカエルのアルバム。聞いた事はないけど知ってました。こんな飄々としたフォーキーな曲もあるんですね。”Rocky Mountain Water”。
- ⑥今回アン・ピープルズのこの曲も人気でしたが、グラハム・セントラル・ステーションですか。
- ⑦はボビー・ヘブの”Sunny”のカヴァー。The John Schroeder Orchestraによる渋いラウンジ風のもの。僕には全く出せない味です。
- ⑧ミッキー・カーチス率いるサムライズは初めて聞きます。カーティスではなくカーチスなのは、加千須というのが本名だそうです。GSという認識が崩れそうなムーディーなこの曲は、”夏の夢”。
- ⑩のCarola & Heikki Sarmanto Trioによる”The Flame”という曲は、フルートが心地よいです。
- ⑪Dotti Holmberg、この人も知らなかったけど、ミレニアム関連の人なのかな。コーラスが素晴らしい。
- ⑫はゴーヂャスなサミー・デイヴィス・Jrによる”ビートでジャンプ”。参った。
今まで頂いたMeikanさんのセレクトでは、一番かも。それとも僕が少しは大人になったなったから?